その目が 僕を突き刺す 麻痺 完全な支配 今 僕に火がついた 燃え上がる炎その目は 視線を燃やして僕に迫る 圧倒的 素敵な破壊 今 僕に火がついた 燃え上がる炎この炎は止められない この街を燃やしてみよう この炎が止められないと言うのなら それなら僕も …
君には彼女が見える だけど触れられない 彼女の声が聞こえる だけど抱けはしない 彼女を欲しがっても 手にすることはない 君が願ったところで 彼女が許しはしない彼女は特別な存在ではないんだ お前がやったことを見つめ直せ今や君は彼女が二度と 戻ってこな…
ジーザスは僕じゃない誰かの罪を背負って死んだ 罪は盗人の坩堝で溶けていく ワイルドカードは懐に 冷たく厚い心臓 僕の罪は僕のもの 僕にこそふさわしい人は言う「気をつけろ!」 だけど気にしない そんな言葉は僕にとっては 単なる規則でしかない部屋に入…
どうでもいいことで 僕の心はいっぱいだった 誰かが僕に泣くなと言っただけど僕も歳をとって 心は冷たくなって それが嘘だと気づいた子供たちよ 目覚めろ 間違いをさらけ出せ 夏が灰燼に帰す前に子供たちが育たなければ 僕らの体は大きくなるが心は引きちぎ…
僕らふたり どこへともなく走り 誰かが汗水流して稼いだ金を使う 君と僕 日曜日のドライブ 帰る家はまだ見えない僕らふたり ポストカードを送り 壁には文字を刻む 君と僕 マッチを燃やして 掛け金を外して 家に帰る君と僕の思い出 道よりも長く 目の前に続く…
こんなことが前にもあった 君の家のドアを叩く 返事はない みんなあれは君じゃなかったと言うけれど 君が窓から僕を覗いているのが見えたんだ 灯りが漏れていたよ 君も僕を見ていたんだよね だって見上げた窓に君の顔が映っていたんだから電話をかけてみた …
今は静かに 全部 始まっていく思い出すのは キラキラした夜 まだ眠らないよ前を向けば 確かに君がいた君に言う必要も ないと思うけど 比べられないよ毎日が新鮮で 欲しかったものが 手に入るだけどさみしさで やりきれなくなる いつどこにいても消えなかった…
あの子は今日も路上で お仕事をしている みんなを魅了する とびきりの笑顔で今夜は さみしいよ 今夜は 会いたいよ 君がここにいてくれたら だけど会えない 君が帰ってくるまでは 夢を叶えて 無事に帰る日まではJFK空港には飛行機 君をはるか遠くから引き戻し…
雨の中を歩いていた わざと濡れるために 自らに課していた 最悪な気分を忘れないように そうやって人生をやり過ごしてきた鏡は嫌いだ 価値のない自分を映し出すから 生まれながらに罪を背負って だけど君といるとそんなことも気にせずにすむ そうやって人生…
どういうことか教えてあげる あなたが1なら私は19 私はタックスマン そう タックスマン5パーセントでは少なすぎるでしょ 全部取らないだけありがたく思いなさい 私はタックスマン そう タックスマンあなたが車を運転するなら 私は道に税金をかけ あなたが座…
すべての道が交差する街の中心で君を待つ すべての希望が沈む海の奥底で君を探す 動きのない静寂を彷徨いながら君を待つ 片隅に窓のある部屋で真実を見つけた影絵遊びで君の死を演じるけれど何もわからない 四方に分かれた暗殺者たちがフロアで踊る 冷たい刃…
もうひとりでいたくない もう迷いたくない……僕はそう言った どうするつもりかわからないけど 君と僕ならわかちあえるよ 君の言葉は何ひとつ聞き漏らさない 顔を背けず 君の声を聞いて 心開いて I love you と言わなければ恋に落ちて こんな気持ちがするなん…
拳銃の発砲音が酒場の夜に響く 上の階からパティ・ヴァレンタインが降りてくる 血の海のバーテンダーを見て 泣き叫ぶ「みんな殺されたわ!」 こうしてハリケーンの物語は始まる 当局が罪を負わせた男 してもいない罪を負わせた男 独房に入ったが かつては 世…
チンパンジーの時代 僕は猿だった 静脈にブタン ジャンキーを切りつける プラスチックの眼球で野菜にスプレーで色つけて ドッグフード売り場に大根足用パンティーストッキング ヘッドライトを消してニュートラルに入れろ ストックカーは負け犬とクルーズコン…
この夜目覚めて僕は言った 誰かに愛してもらおうと 今わかったよ 誰かとは君のことさ 君はラッキー すごくラッキーねえ 行きたいかい 一度も連れていったことのないトコねえ ほしいのかい 一度もさせてもらえなかったコト彼は友達で君のことすごく誇りに思っ…
人は君を問題児と言う 君が壊すのが好きなのは バカを喜ばせるすべてのもの ちょっとした破壊の何が悪い?そしてクンストは君に語りかけない 聖ロロックスにキスしてごきげんようしたから スーパーマーケットをひとつかふたつ強盗したから テスコの預言者は…
海に浮かぶ無数の島々には 僕のような無数の人々がいて 雪の舞う国々で 彼らは列を成して歩き 降り落ちる 僕らはいつでも地下の世界に生きている 今夜もここで静かに過ごすのだろう 海に浮かぶ無数の島 かわいそうに百年前 ひとりの船乗りが僕の頭上の地面を…
この人生のいろいろな場所で 多くの歌を歌い うまく韻が踏めないこともあった ステージで愛を歌ってきた 一万人もの観衆に見つめられながら だけど今はふたり 君のためにこの歌を歌っている君が描く私の姿は私が抱く理想のままで 君を冷たくあしらって だけ…
生きたい 与えたい 僕は黄金の心を掘り当てようと 決して表に出さなかった思いで 黄金の心を探してきた そして年老いてゆく 黄金の心を探しながら 年老いてゆくハリウッドにも行った レッドウッドにも行った 黄金の心を求め海を渡った 細い糸のように揺れ動…
ふたりの科学者が競い合うのは 全人類を救うため 抜きつ抜かれつ その決意は堅く白熱する競争の最中 人類の未来を目指して とても危険な闘いだけれど 彼らは心に決めていた勝利あるのみ 例えその身を滅ぼそうとも ふたりはただの人間で 妻も子供もいるという…
長くつらい旅だった 僕は君にひざまずく 壁が崩れ落ちてゆく 落ち葉が舞うように長い月日が経った 君の存在が忘れられない どこにいても君がいる気がする あの曲がり角にも僕から目を背けて 早く行かなくちゃ 丘を越え海を越え 君が思うより僕は君がほしい外…
地上管制室よりトム少佐へ 地上管制室よりトム少佐へ プロテイン錠を服用しヘルメットを着用せよ地上管制室よりトム少佐へ カウントダウン開始 エンジン始動 点火を確認 神のご加護があらんことを10, 9, 8, 7, 6, 5 4, 3, 2, 1, 発射こちら地上管制室 トム少…
毎朝起きるたびに 階段を下りる足音が聞こえる 隣のアパートメントに住んでいる君の 歌声が響き渡るこんなグルーヴは時代遅れで ビートだって20年前のもの 君が手を貸すのを見た 冷たい外に立ちつくす人のために……ストレンジ・オーバートーン 君が奏でる音楽…
ロバートは早撃ち 部屋中を見回して 作戦なんか教えちゃくれない 巻き煙草を口にくわえて カウボーイ気取りだ 六連発銃を見つけたのは 父親の秘密のお楽しみ箱 どういうことかわからないけど 彼が君たちに近づいている流行りの靴を履いてる君たち 走れよ 走…
僕の歩く このひどい世界で 心の闇に光を求めて 自らに問いかける 希望はすべて消え失せたのか? あるのは痛み、憎しみ、苦しみだけなのか? こんなことを考えるたびに ひとつ知りたいことがある平和、愛、わかりあうことの何がそんなにおかしいんだ?僕の歩…
すべてが意味をもつ 君と過ごす日々 君はブタなんだから 動物園にいればいいのに 気づいてさえいれば ひとりのままだったのに 君といればすべてが意味をもつささいなことに価値がある 君と過ごす日々 穏やかな気分にしてくれる こんな気分は初めてだよ 遠い…
僕らは退屈で 結婚していて 若く 街の外れで アンブロシアをすすり 舌の上で転がし 転がし転がしとあるパーティー とある行き止まり とある結果 とある僕の欠片車の鍵を探すんだ外で独り 完璧な芝生を横切るのは 君かもしれない 君かもしれない あるいはこれ…
ポップ・ミュージックは演らないでくれ ポップ・ミュージックは嫌いなんだから ただ素晴らしき神なき慈愛を歌おう派手な色の服は着ないでくれ 明るい色は嫌いなんだから 君の服の着こなしで好きになったんじゃない とにかくさよなら友よ恋人よ 別れはとても…
君からもらうラブレターはひとつ残らず送り返すよ すべてのジョークが話される前に僕らは笑う 僕らはすべての写真でポーズを決める 写真がネガから消去された後でそのすべてに表情のない笑顔を浮かべながら 星々が空に吸い込まれるのを眺めよう ワインに栓を…
友よ君たちはいつ来るんだ 友よその声が聞きたい 何の話かはどうでもいい 友よただその声が聞きたい マニュアルを持ってきてくれないか 修理手引書だ ここでは何かがおかしい僕は百獣の王 木々と動物の王 その冠を自ら戴いた王 僕は王 だから冠をくれ 僕は獣…