四方へと旅を続ける者たちよ 集まれ 水位が上がっていることを認めるんだ 君たちはすぐにずぶ濡れになるだろう 大切にすべき時間が残っているのなら 泳ぎ始めろ 石みたいに沈んでしまう とかく時代は変わりつつあるのだからペンで未来を予言する作家よ批評家…
ときどき目が覚めると 空は灰色 君はここにいない 僕の隣にはいない 棚の上には 君が使っていた化粧品 そして他の誰かの写真 僕は砕け散る 始めから存在していないかのように 確かに僕らは愛しあっていた キスもしていた 僕が言うべき言葉を 君は聞いてくれ…
この何もない空間で 僕らは暮らしながら この声を届けるために どれだけ努力すればいいのだろう 僕らは屈しない あきらめもしない 子供たちを育てながら 僕らは戦っている晴れ渡った空 だけどそれは見えない それは僕らが呼吸している 空気の中にあって とて…
HEARTACHEこんな憎しみは忘れてしまおうHEARTACHE二歩進んで 一歩戻るこんな憎しみは忘れてしまおう 偽りなく生きなければ 過去を振り返らずにいよう だけど何も知らないふりもやめよう 僕の記憶の中にいる君 そこから始めなければ こんな憎しみはなかったこ…
昨夜の夢で彼女の顔を見た ひどく傷つく出来事だったよ ワインを飲んだとき 彼女が心に浮かんだ そして今 失ったものへの 痛みを受けているところだ 彼女は別の場所に行ってしまった 二度と戻ることはない 何が起きようとも時に君は自分が持っているものに気…
私の世界は君とともにあった かつてそんな時代もあった でもそれは若さゆえの過ちだった 避けられない運命だった けれど この毒混じりの一杯を口にする 君は真実を奇妙に歪めていた君のことを覚えている……心臓は冷たく 乾いた血の流れる君には 砕け散る波し…
すべての幸福の秘訣は無条件の愛 ただ彼女を笑顔にしたかっただけ その笑顔が少しの間 続くように 家の中でできることは全部する たまには特別な場所で羽根を伸ばして 永遠に残る思い出を作る あの頃 僕らはともに過ごしたすべての幸福の秘訣は無条件の愛と…
君がひとりぼっちの夜は 私がなんとかしてみせる I NEED YOUR LOVE I WANT YOUR LOVE 君がそこにいないときは ふたりのことを考えてるの ふたりは太陽のように 明るく輝いているんだ やってみなくちゃ I NEED YOUR LOVE 今すぐ欲しいの なんとかしてみようよ…
近頃の毎日は異常だ 適応する方法も知らない 我々は奴隷の主人なのか? それとも主人の奴隷なのか? 必要なのは情熱か? 欲情か? 茫然と流されるだけなのか? ひとつのフレーズにたくさんの単語を並べて 近頃の毎日はとにかく異常だ痛いところをついてくる…
頭の中に響く こんな気分は まるで雷鳴が 空で轟くよう 僕を酔わせて 止むことなく この愛は毒で 黄金のようで その愛の手を 冷たい部屋へ その代わりに 僕の魂を君へ誰に向けても等しく 君は空想上の存在で とても特別で 「聖像」的で みんなの注目の的だけ…
ロックンロール・ミュージックを聴かせてくれ なんでもいい バックビートがあればいい なんでもいい ロックンロール・ミュージックで決まりだ 僕といっしょに踊りたいならモダン・ジャズがいやなわけじゃない むちゃくちゃ速く演奏しなければ 綺麗なメロディ…
すぐに冬はやってきた 夏などなかったかのように 僕らはステージに立つプレイヤー 役割はあらかじめ与えられ 金のために働いている ただ今を生きている 巨大な土の塊に乗って 宇宙を周回しつづけるそして君の泣き声が聞こえる すぐそばにいるような気がする…
もう一枚カードを引いたら22 彼はまたツイてないね ホント金の大切さをわかってない だから絶対勝てないし 女を養うだけの金も持てない 彼は怒って彼女を突き飛ばし 今夜は金なんてどうでもいいと言う「今夜は金なんてどうでもいい」 確かに昨夜はそうだった…
重く沈んだ心を空に放つためには 何を買えばいいのだろう? 人生の奇跡を毎日続けるためには 何に喜べばいいのだろう? 恋の味は 手放せないほど甘くてリアルで それはどんな気持ち? すごくいい気持ちだよだけどそれって どれだけあればいいんだ?かっこい…
起きてよマギー 言いたいことがあるんだ もう九月も終わりだ いい加減学校に戻らなきゃ 君は楽しいだろうけど 僕は君に使われてるような気がする マギー できるだけのことはした 君が僕を家から誘い出した ひとりがつまらないからと言うように 僕の心を奪い …
暗い時代のミシシッピにひとりの男の子が生まれた 何もなくただ汚い家で 両親は深い愛情を捧げた 彼が常に正しい道を歩き続けられるように どうにか街で生きていけるように父親は14時間も働く日もあるが わずかな金しか手に入らない 母親は床磨きの仕事をす…
ニューオーリンズに ライジング・サンと呼ばれる家がある そこでは哀れな若い男たちが身を滅ぼしてきた そして僕も そのひとりだ母は仕立屋だった 新しいブルー・ジーンズも作ってくれた 父はニューオーリンズのギャンブラーだったギャンブラーには スーツケ…
連中は死ねば天国に行けると言うが つまりは生きて死ぬまでは 泣き叫ぶ声に耳は貸さないということ だから毎朝太陽が昇るように 自分の取り分は必ず手に入れるつもりだ権力者は常に抑圧しようとする 地下の世界に押さえつけようとする 連中は戦いに勝ったつ…
女神はいつ降りてくるのだろう いつ舞い降りてくれるのだろう 農場に残っていればよかったんだ 親父の言うことに耳を傾けるべきだったいつまでもは僕を引き止められない 永遠の契約を交わしたわけじゃない 僕は君の友達へのプレゼントじゃない ブルーズを歌…
スピードの出る車をもってるあなた どこへでも行けるチケットが欲しい私 取引しましょう いっしょだったらどこかへ行けるかもしれない どこへでもいい ゼロからの出発 失うものなど何もない 何かを成し遂げるかもしれない けれど確信できる証拠もない速い車…
クリスマス・イヴは トラ箱の中にいた 老いた男が、クリスマスはこれが最後だろうな、と言って 歌った歌は 「ザ・レア・オールド・マウンテン・デュー」 俺は顔を背けて 君の夢を見た - ラッキーだぜ 18分の1で賭けた馬が当たるなんて 今年は俺と君のための…
まだ何を待っているのかわからない 振り返れば好き勝手に生きていた どこに行っても行き止まりの道 そしてうまくやったぞと思うたびに そう甘くもないことを思い知らされた だから自分を見つめなおした だけど他人には見えるはずの偽善者を 僕は一目にも見た…
そしてキャラバンは進む 陽気なジプシーの音楽が聞こえる ママ ママ エマ・ローズを見て ラジオにあわせて演奏しているよそしてキャラバンには友達がみんないる 終わりまでいっしょにいてくれる ジプシー・ロビン いとしのエマ・ローズ すべてを教えてくれる…
死んだような町に生まれ落ちて 最初に蹴られたのは地面に叩きつけられたときだった 最後には殴られまくった犬のように 人生の半分をこそこそ隠れて過ごすようになる生まれ故郷でちょっとした問題があり それで手にライフルを渡され 外国の地に送りこまれた …
今ここにいる私を受け止めて 抱き寄せて わかってほしい 欲望とは空腹であり 吐き出す炎であり 愛とは目の前に差し出された祝宴なんだこっちへ来て わかってほしい あなたの手の温もりを 私の手を取って 隠れよう もう傷つけられることもないこの夜は恋人た…
さようならパステルズ・バッヂ だけどそれはある種のハッピー・バースデイ ヘイ、ビートニク・ボーイズ すべてのブルー・ボーイズ ティーンエイジ・キックスは死なないスコットランドからの絵葉書には 向こうの高原で激しい雨が降り続く 何もありはしないの…
すべての種類のカードを手にして 「エースかキングか?」とためらう僕 裏庭で銃弾を確かめる 不完全さは意味をもちえない僕の尊厳のためにあふれる涙 崇高のために万歳三唱 僕らみんな目を覚ましていても それはただのグレープフルーツ・ケーキ 同じことだ盗…
今日のおすすめ料理みたいな言葉を軽蔑して トルバドゥールの言葉を口ずさんだり あらゆる信条に夢中になっても意味のないこと ただパン一切れが欲しい真紅のスカーフを投げ捨てよう 彼らの失敗の下 僕らは生きて死んでいく 明日にはこの場所を発とう ゴンド…
さよなら クラスメイト さよなら 数学教師 僕らは丘に登るフェンスの穴を抜けて 浮き橋を越えて 僕らの行き先は神のみぞ知る線路の上を歩いて ジンジャーエールを飲んで エアメールで届いた冒険奇譚みたいに 昨日の雨が列車のように流れ注いでいる 痛みも洗…
華麗なサンバ・パレードがやってくる 彼らにシャトー・ブリオンの赤ワインを サンバ・パレードの音がはっきり聞こえる サンバ・パレードだぞ 見ろよ見ろよサンバ・パレードは今じゃすごく有名で 心からクレイジーな気分にしてくれる君の変なアクションを見て…