花崗岩の壁
骨までしびれるぜ
やせ細った手に腰をおろせば
言うことはない 何もない
君と僕がどうしたいかも知らず
僕のように臆病な君
そんなこともどうでもいい
君のせいで僕は出ていくんだ
まさか4年後に
梁にぶら下がって
ナンバー10のドアの後ろで
"Fare Thee Well"を歌っているなんてね
僕は去ってゆく
すべてを君に託して
陽気な太陽の下を走っていると
ラジオからR.E.M.の"Everybody Hurts"が流れてくる
ここで僕は闘っている
泣くまいと闘っている
それもまた君を憎む理由
こんなふうに憎む理由